Bipa Fortress
琵琶山城

琵琶山の西の頂上(海抜300m)に山頂式に積み上げられた百済時代のお城である。 その周りは約350mに至り、城壁は、南門の跡に向かう左の外壁の下に2~3段の自然石を積んだ部分が一部残っているが、ほとんど崩れて築城の方法はわからない。

門の跡としては、北壁に設けられた幅3.2mの西門の跡が確認された。 城内の平地には百済時代の土器と瓦の欠片が散在しており、北壁の頂上にはのろし台とみられる跡が残っている。寶文山城と直接繋がって陵城、三丁洞山城と向かい合っている琵琶山城は、大田から麻田、錦山方面に通じる道を守るために作られたものとみられる。

  • 指定番号 : 記念物第25号
  • 位置 : 大田広域市東区二沙洞山18