
神仙峯遺蹟
海抜200.1mの神仙峰に位置するこの遺跡は、峰の周辺120mを石を積んで囲んでいる。東西北の石壁は崩れ堕ち、南の石壁のみが1.5~2mほど残っている。 遺跡の内部に平らなところはほとんどなく、奇妙な形の大きな石だけが散在し、様々な名文が刻まれている。 この遺跡は内部が狭くて険しいことから、山城だったというよりは信仰などの特殊な目的のために立てられたものだと思われる。現在解釈ができた名文は朝鮮時代のものだが、遺跡の中から古い土器の破片が発見されていることから、三国時代に祭祀が行われていたところだと思われる。
- 指定番号 : 記念物第32号
- 位置 : 大田広域市東区飛竜洞山4-1